成田から出てサン・フランシスコ国際空港には,AM 9:15 着. 空港を出てレンタカー会社ハーツのシャトル・バスに乗り込んだ. ハーツの空港支店でレンタカーの契約をはじめたとき,日本の運転免許証の提示を求められた. 今まで外国に行くときは必ず持っていったが,このときばかりは成田の駐車場の車の中に 置いてきてしまっていた.ハーツの係員は,「日本の運転免許証がないと,本社の指示により 車を貸せるわけにはいかなくなった.」というようなことを言っていた.こちらの方としては,いまさらどうしようも ないことなどで,彼にどうすればよいか尋ねてみた.
彼が言うには,その会社では車を貸すわけにはいかないが, 中小のレンター会社に紹介できるということであった. そのように頼んだら,さっそく電話してくれ,一つ北のインターから入ったところのサン ブルーノにある会社から レンタカーを借りるころができた. 宿は予め次のところを予約しておいた.
Maple Tree Inn
711 East El Camino Real
SunnyVale, CA 94087-2919
TEL (408)720-9700
このモーテルは,シリコンバレーの中心であるサニーベール市エル・カミノ通りにあり,これまでも たびたび利用してきた.これからこのモーテルを基地として,ドライブ旅行を行うことなる. 最初は近間で,シリコンバレーの山向こうの太平洋側のドライブ, その後は,毎日,かなり長距離のドライブが要求されるコースをとった.
この日は,一旦サンフランシスコの近くのダリー市(Daly city: サン ブルーノから北西に行ったところ)から, 太平洋側のハーフムーン ベイに出てから州道 1 号線を南下し, サンタクルーズ,モントレー,17 マイルドライブ,カーメルに行って,サニーベールへと帰るドライブコースを取った.
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ここから長距離ドライブが始まる.サンフランシスコを抜け,ナパに行きそこで宿泊. そこからサクラメント経由でタホ湖に向かい,それからネバダに入り,ヨセミテの裏から ヨセミテ国立公園に行くというものである.その後は,また,セコイア国立公園を見て, それでやっとシリコンバレーのホテルに帰還するという企てであった. いずれもこの間は,どういったコースを通るか,どこでどれだけ休むかを決めてなかった ため,宿泊地は行った場所で決めることとした.
シリコンバレーから国道280を北上してサンフランシスコを抜けて,国道101号線に合流し ゴールデンゲート・ブリッジを渡る.渡った後,すぐに右に折れるとサウサリートへと 入ることができる.サウサリートは瀟洒な,そしてこじんまりした静かな町である. 何回もここに来ているが,そこは心休まる町である.
サウサリートから国道101号線に戻り,すぐに州道1号線に降りてミュアー・ウッズ公園に向かった. ミュアー・ウッズの森は,州道1号線からひなびた道に入ったところにある.
ミュアーウッズ公園を出て,もと来た道を戻り,国道101号線を北上する.サブスタ(Sabsta)にて 国道101を降りて, 州道37号線をほぼサン・パブロ湾に沿って北東の方角に向かう.ヴァレーヨ(Vallejo) まで行き州道29号線に入る.
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ナパに入り,昼食をとり,29 号線を北上してワイナリーに向かう.目的のワイナリーは,前年,私が仲間と来た ワイナリーであり,今回は簡単にそれを見つけることができた.そこで,シャルドネを 1 本買い,泊まった ホテルで二人で飲んでしまった.泊まったホテルは,
Best Western Inn Napa Valley
100 Soscol Avenue, Napa, California 94559
TEL (707) 257-1930
Fax (707) 255-0709
である.
翌朝,ホテルを出て,しばらくはもと来た道(州道121号線)を戻り, 州道12号線との交差点で東に折れてそこに乗り,しばらく進むと国道80号線へのインターに達する. そこから国道80号線で,サクラメントまでまっしぐら.
サクラメントで一旦,国道を降り,市内の観光に向かった.まず行ったところは,州立の鉄道博物館である.近くの 駐車場に車をとめ,鉄道博物館の中に入った.中には,開拓時代の機関車から,比較的近代の機関車まで多くの 車両が展示されていた.また,昔の優雅な特等車の中にも入ってみることが許されており,レトロ調の調度品を楽しむことが できた.
そのあと保存地区となっている旧市街の見学を行い,その中のイカガワシイ中華料理屋で簡単な昼食を取った. 料理は,はっきり言ってまずく,値段が安いことだけが救いであった.しかし,旧市街の雰囲気は悪くはなく, ある程度は楽しめるものでもあった.旧市街を出ると,すぐに現在の新市街の佇まいの中に入る.
サクラメントを出て,タホ湖(Lake Tahoe)に向けて国道80号線を北東に進む.
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サクラメントより 国道 80号を北上し,トラッキー(Truckee)の町で降りて 257号線に 入った.257号を南下すること一時間足らずでタホ湖に到着する.この近辺の 地図はこちら.
タホ湖の縁を 28号線でネバダ州側に南下し,50号線との分岐点に到着した.ここで,東の方向に 転じて峠を越えカーソン(Carson)市の南で 395号線にぶつかった.そこから 395号線を どんどん南下した.このあたりにはほとんど人家がなく,たまに鄙びた集落が見えるだけである.
夜も暗くなり,リー・バイニングで宿泊しようと決めて彼の地に向けて急いだ. それらしい集落があり,宿泊できそうなモーテルがあったので,そこに泊まることにした. そのモーテルの受付のおばさんはやさしそうな人で,その人からそのモーテルには レストランがないから,外で食べてくるように忠告され,レストランを紹介された.
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前夜,宿泊した場所は,当初,考えていたリー・バイニングではなくブリッジポートという小さな 集落であった.泊まったモーテルは,ナパのときと同じ系列の
Best Western Ruby Inn
Bridgeport, California 93517
TEL (760)932-7241
Fax (760)932-7531
であった.
前夜,レストランの前の商店で買っておいた食べ物を食べて朝食として,早々に 出発をした.
峠を一つ越えると大きな湖が見えてきた.モノ湖(Mono Lake)である.モノ湖は,遠くロスアンジェルスの水資源として重要な 役目を担っているという.そのモノ湖のほとりにリー・バイニングの集落があった. そこのインフォメーション・センターでヨセミテに関する地図を買って,ヨセミテに向かって出発した.
タイオガ峠に向かって登っていった.この峠の最高地点は,標高 3000 メートルを超えるという 高地である.上に登るにつれ白いものが目立つようになった.峠の直前にきれいな湖があったが, その周辺は真っ白に雪化粧していた.このタイオガ峠越えの道路は,冬期には通行止めとなるという. そこを進むと料金所があり,入山料 40 ドルを払った.
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タイオガ峠を越えるとしばらくは高原地帯が続く.車窓からは雄大な眺めが広がっていた. 巨大な一枚岩の山,広く続く森林地帯,きれいな静かな湖... それから急な下りになり,一気に下ると州道 41号線に達する.そこから比較的平坦な, しかし狭い片側一車線の道路を行くと,ヨセミテの岩山が見えてくる. このあたりでは道路の右側は絶壁で,はるか下に狭い峡谷を見ることができる.
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ヨセミテに入ると,断崖絶壁に囲まれた中に,平らな大地に緑の森林が広がっている.そのまま道を進むと きれいな小川が流れており,そこで車を止め簡単な昼食をとった.
そこから更に公園の中へと入っていくと,ヨセミテの中心部のヨセミテ・ビレッジに到着する. このヨセミテ・ビレッジの近くに一番の名所のヨセミテの滝がある.このヨセミテの滝の身頃のシーズンは, 雪解け水が豊かな 5月から 6月ということらしい.
ヨセミテには,ほかにもすばらしい滝がいくつかあるうえ,豪快な岩山(というより断崖絶壁)の 光景が楽しむことができる.ヨセミテの中から周りの滝,岩山を見ていても良いのだが,もっと 高いところから見下ろしてみたいと思い,ヨセミテ公園を出てグレーシャー・ポイントへと 登ることにした.
グレーシャー・ポイントはヨセミテ公園から約 1000メートルの高さの絶壁の上にあり,そこから 眺める光景は絶景であった.あの高いヨセミテの滝が下に見え,ハーフドームも すぐ前方に望むことができた.ヨセミテ・ビレッジはほぼ垂直の断崖の真下に広がっていた. そうこうするうち,午前中はあんなに晴れていたのに,霧雨が降り出した.
ヨセミテの概観地図
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グレーシャー・ポイントから下り,41 号線を南下してワウォナ(Wawona)を過ぎてしばらく行くと, マリポサ・グローブ(Mariposa Grove)へ入る分岐点に達する.そこで,そのマリポサ・グローブに 立ち寄ってみた.ここにも巨大なジャイアント・セコイヤが密生していた.
マリポサ・グローブを出て,41 号線に戻り,南下を続けた.マリポサ・グローブからこの日の最終目的地フレスノまでは, 車で二時間ほどの距離である.フレスノに入ったのは午後 7 時前であった.急いでホテルを探して そこに泊まった.
Comfort Suites
Tel, Fax 番号は書き漏らした.
ホテルの直ぐ近くのビルの一階にタイ料理レストランがあり,そこで夕食をとった.味は格別であった.
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朝 7 時 15 分にホテルを出て,すぐ近くのガソリンスタンドで給油し,州道 180 号線でセコイア国立公園に向かう. セコイア国立公園の入り口で入山料 10 ドルを払った.その地点から少し行ったところから右に山道に入り, セコイア公園の中心に向かった.この国立公園の中心部は,セコイア・ビジター・センターのあたりである.
フレスノ(Fresno)から セコイア国立公園(Sequoia National Park)にかけての地図は, ここを参照.そのセンターでハムサンドを買い,少し休んでから公園を南下した.このコースがセコイアの巨木をたくさん鑑賞できる お勧めコースである.あった,あった,とんでもない巨木が道路のすぐ脇にも,そして休憩所の敷地のなかにも どんとかまえて静かにそびえ立っていた.とある休憩所で,さきほど買ったハムサンドを食べた.
車でドライブしながらセコイアの巨木を飽きるほど見られるのは,多分ここだけだと思う.またそれだけここが,巨木の森として スケールが大きいということだ.このあたりの道中の周りに,いろいろな休息を楽しむための施設が見えた. いずれも質素な佇まいであり,まわりの風景としっくりなじんでいて, 「どこかの国のけばけばしい観光地とは,その持っている価値観が違っている.」 という思いが込み上げてくる.
そのままドライブを続けると,いつのまにか公園の外に出てしまっていた.そこから岩山を下りに下ってようやく平野の入り口に たどり着いた.そこからヴィザリアで国道 99 号線に乗り,フレスノを通過して,マーセド,モデストを経由しマンテカで 国道 99 号線を降りた.マンテカで小休止.
そこから 120 号線,国道 205 号線,国道 580 線を経て,国道 680 号線に乗りサンノゼからサニーベールに戻った. Maple Tree Inn に戻ったのは午後6時45分であった.この夜は,前に仲間と行ったことのある,近くのインド料理のレストランで食事. ここは美味しい.
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10月02日(金曜日)は,近郊のところを回ったり,おいしいところ(すし屋)に行ったりして過ごした. すし屋は,クパチーノ(だったか?)の浜寿司に行った.美味しかったが,銀座並みのお値段であった.
翌 10月03日(土曜日)には,朝少し早くモーテルをチェックアウトして, 近くでガソリンを満タンにしてからスタンフォード大学に向かった. 大学の中を散歩した後,サン ブルーノのレンタカー屋さんに行き,レンタカーを返却. ドライブ距離は,トータルで 1490マイル(2400Km)であった.